62歳にしてポリネシアンダンスのレッスンを始めた女性、マリア・Kさんにお話を伺いました。
アフオリ：本日はありがとうございます！自己紹介をお願いします。
マリア：お招きいただきありがとうございます！マリア・カヘアと申します。最近ポリネシアンダンス、特にフラダンスとタヒチアンダンスを習い始めました。長い間の夢だったのですが、ようやく踏み出す決心がつきました。
Ahuori：この時期にポリネシアダンスを習い始めたきっかけは何ですか？
マリア：子供の頃から、ポリネシアンダンスの美しさと優雅さに惹かれていました。パフォーマンスを見て、彼らが語るストーリーにとても親しみを感じていました。でも、仕事や子育てなど、生活は忙しくなった。子供たちも大きくなり、自分のために何かする時が来たのだと気づきました。また、ポリネシアの伝統と再びつながりたいという気持ちもありました。
Ahuori：これまでの経験はどうでしたか？
マリア：信じられないくらいよ！最初は、このようなことを始めるには年を取りすぎているかもしれないと思い、緊張していました。でも、先生もクラスメートもとても協力的でした。彼らはいつも、「年齢ではなくハートだ 」と言ってくれる。ステップ、ジェスチャー、そして動きの背後にある意味を学ぶことは、チャレンジングであると同時にやりがいのあることでした。
Ahuori：一番大変だったことは何ですか？
マリア：肉体的な面です！ポリネシアン・ダンスは、特に腰と脚に大きな力と協調性を必要とします。私の身体は確かに努力を感じていますが、同時に強くもなっています。一朝一夕にすべてをマスターできるとは思っていないので、忍耐強くなることを自分に言い聞かせています。
麻里亜：一番やりがいを感じたことは何ですか？
マリア：文化や物語とのつながりです。波であれ、花であれ、感情であれ、すべての動きには意味がある。自分よりもずっと大きなものの一部であるように感じる。それに、進歩を見るのはとても充実感がある。小さな進歩でさえ、大きな勝利のように感じられます。
Ahuori：人生の後半で何か新しいことを始めたいと思っている人たちに、何かアドバイスはありますか？
マリア：もちろんよ。恐れや疑念に負けないで。もう年だから」とか、「みんなはどう思うかしら」と考えるのは簡単よ。でも、そんな考えはあなたを引き止めるだけ。最初の一歩を踏み出し、学ぶための猶予を自分に与えよう。自分の能力に驚くかもしれませんよ。
Ahuori：ダンスにおける将来の目標は何ですか？
マリア：もちろん、学び続け、成長し続けたいです。短期的な目標は、ダンスクラスで発表会に出ること。長期的には、ポリネシアン・ダンスの歴史や伝統についてもっと深く知りたいです。いつか、年齢に関係なく、他の人たちに自分の旅を始めるきっかけを与えることもできるかもしれません。
アフオリ：素晴らしいですね。マリア、あなたの旅をシェアしてくれてありがとう。あなたのダンス・アドベンチャーに幸多かれと祈ります！
マリア：ありがとうございます！私のストーリーをシェアできて光栄です。マハロ！、マルル・ロア！
ポリネシアン・ダンスを踊りたいシニアの方
以下の質問はあくまでも個人的な意見であり、専門家のアドバイスではありません。ポリネシアンダンスを始めたい方は、信頼できる医療専門家に相談することをお勧めします。
シニアはタヒチアン・オリを踊れますか？
はい、シニアでもタヒチアン・オリは踊れますが、いくつか考慮すべき点があります。タヒチアンオリはダイナミックでエネルギッシュなダンスで、速い腰の動き、フットワーク、上半身のコーディネーションが必要です。動きは激しくなりますが、個人の運動能力、体力レベル、快適さによって強さのレベルを調整することができます。
高齢者にとって重要なのは、次のようなことだ：
- 動きを修正する： タヒチアンダンスで一般的に見られるような、インパクトが強くテンポの速い動きの代わりに、ステップをゆっくりしたペースで行ったり、強度を落としたりして、スピードよりも流動性や優雅さに重点を置く。
- 無理のない範囲で： 関節やその他の健康に不安のある人は、あまり激しくない振り付けを選んだり、座った状態で踊ることもできる。
- 上半身の動きを重視する： 伝統的なダンスでは、腰を素早く振ることが強調されることが多いが、腕の動きや上半身のコーディネーションは、シニアダンサーでも練習して楽しむことができる。
- ダンスの利点： タヒチアン・オリは、柔軟性、バランス感覚、社交性など、高齢者にとって有益なすべての面で、楽しく魅力的なエクササイズを提供することができる。
要するに、シニアは絶対にタヒチアン・オリを踊ることができるし、自分のニーズや能力に合わせて動きの強さや複雑さを調整することができる。
シニアはアパリマを踊れるのか？
はい、高齢者の方でもアパリマを踊ることができます。アパリマはタヒチアンダンスの中でも、エネルギッシュなオリに比べ、ゆったりとした優雅なスタイルです。アパリマは、手や腕の動き、顔の表情、踊りを通してのストーリーテリングに重点を置いており、あまり激しくなく、インパクトのあるアクティビティを好む高齢者の方には素晴らしい選択です。
アパリマがシニアにとって利用しやすい理由をいくつか挙げてみよう：
- 優しい動き： 高速で腰を振るオリの動きとは異なり、アパリマは流れるような腕と手のジェスチャーを重視し、下半身への負担が少ない。関節への負担が少ないため、シニアダンサーに最適です。
- パフォーマンスの柔軟性： このダンスは、ダンサーの身体能力に合わせることができる。運動能力やバランスに問題がある場合は、動きをよりゆっくり、または強度を下げて行うことができます。
- 表現の重視： アパリマは、動きを通して感情を伝え、物語を語ることにも重点を置いています。ゆっくりとしたペースで行うことで、顔の表情や手のジェスチャーに集中することができ、高齢のダンサーにとって楽しく充実したダンスとなります。
- 座って踊ることも、立って踊ることもできる： 上半身と手の動きに集中し、踊りのリズムと流れを維持します。
シニアはタヒチアン・ウーテアを踊れますか？
タヒチアン・オテアは、活気に満ちたテンポの速い伝統的なダンスで、腰を素早く動かし、素早いフットワークとエネルギッシュなリズムが特徴です。体力的に厳しいダンススタイルですが、シニアの方でも体力や健康状態に応じて、修正版のʻōteʻaに参加することができます。
シニアがダンスを楽しむ方法を紹介しよう：
- ペースを調整する： ʻōteʻaは、動きをゆっくりにし、軽めの、あまりきつくないフットワークや腰の動きに重点を置くことで適応させることができる。速く激しい動きを目指すのではなく、自分の能力に合った快適なペースでダンスを行うことができる。
- 上半身の動きに重点を置く： 足や腰の速い動きが苦手な人でも、腕や手の動きなど上半身の動きに重点を置くことで、ダンスに参加することができる。ʻōteʻaの腕の動きは、激しいフットワークを必要とせず、優雅で表情豊かなものとなる。
- 座位バージョン： 運動能力に不安がある場合は、ʻōteʻaの座位バージョンを行うことができる。下半身の動きは制限されるかもしれないが、ダンサーの腕の動きやリズムは踊りの中心である。
- 負担の少ないフットワーク： 立って動くことはできても関節に問題がある場合は、フットワークを簡略化して対応することができる。速く鋭いステップの代わりに、体に優しく、ʻōteʻaʼのエッセンスを取り入れたフットワークにすることができる。